私は都内の金融・信販会社の正社員で、仕事はクレジットカードの新規入会手続きを進めるお仕事です。
クレジットカードの申込書を書いたことがある方も多いと思います。まさにその申込書を受付し、所定の審査をし、口座設定手続をして、カードを発行するまでが、私の部署のミッションです。
もちろん、紙の申込書だけではなく、WEB入会されたお客様のデータを取り扱うのも私の部署です。
実際多くの作業は、外注の業者にお願いしたり、派遣社員さんにお願いしたりします。
正社員は、業者さんとの契約管理ですとか、日々の手続き件数の管理を行います。
「管理」と一言で言っても、よくわからないかもしれませんが、例えば、通常の業務の流れですと、こんな感じになります。
①申込書の到着数を確認する （業者から報告を受ける）
②業務が発生する量を「予測」する （自分で計算する）
③業務量に応じ、業者に人員調整を依頼する
④業務が終了した件数の「実績」を確認する （業者から報告を受ける）
⑤「予測」と「実績」の差分を分析し、次回の予測を改善する
⑥ ①にもどる
もちろん、これはあくまで定例のお仕事です。
他にも契約書を作ったり、業務フローを改善したり、システムを開発したりなど、仕事は多岐にわたっていますので、飽きることはありません(笑)
さて、私がこの会社に入ろうと思ったきっかけは、就職セミナーです。
大学を卒業して、世間の流れに乗ってよくある普通の就職活動をし、セミナーに参加していたところ、この会社に出会いました。
もともとは特に興味のあった業界ではありませんでしたが、この会社のセミナーがとても興味を惹くもので、一気に第一志望になったことを覚えています。
入社前に聞いていた通り、金融業界の社員さんの年収は高めで、だいたい手取りで月々25万円くらいありました。私が入社した当時は、大きなプロジェクトで残業がかなり多く、残業代が増えていたのもありますけどね(笑)
入社当時は、研修やOJTで仕事を覚えるために単純作業や、定例のルーチンワークを多くこなします。
仕事は基本的に上司の指示に従いますが、だんだん仕事を覚えてくると、自ら難しい仕事にチャレンジしていくようになります。
たまに業務繁忙期で業務調整が難しい場合は、ベテランでも単純作業のヘルプに入らないといけないこともありますけどね。
私は５年目に、丸一日ひたすらエクセルに情報を入力し続ける作業をしましたが、すぐ飽きてしまってしんどかったー(笑)でも、これも作業者の目線を持つことができるいい経験でした。
逆に個人的に楽しかったことは、社員のスキル育成プログラムを作ったことです。
そのためにビジネススキルの本を読み漁ったり、情報をまとめて研修資料を作成したりしている時は、かなりテンションが上がってました。
５年以上この仕事に従事して感じることは、周囲の皆さんの立場を尊重することが非常に大事だということです。
いろんな立場の方がかかわることですので、気持ちよく仕事をするためにも必須のことです。どの仕事もそうかもしれませんが(笑)
でも、もし自分の息子がこの仕事に就きたいと言い出したら真っ先にそうアドバイスするくらい重要だと思っています。