アロエが、薬として用いられた歴史は古く、紀元前350年のころには、すでに栽培されていました。
アロエの薬効は、苦味をもった汁の中にあるといわれています。
アロイン、アロエエモジンなどの成分があげられています。これらの成分は、胆汁の分泌を促して、さらに大腸を刺激します。このために、下剤としての働きがあり、がんこな便秘に効果があります。
生で食べるばあいには、葉についているトゲをとって、そのままかじります。すりおろしてダイコンおろしにまぜるか、サラダにきざみこむと食べやすくなります。
アロエの下剤としての作用は非常に強力なので、下痢ぎみの人は避けるべきです。
また妊娠中の人は流産するおそれがあるので、飲用には注意します。