笑いあり涙あり、絶対読みたい「こどものおもちゃ」

こどものおもちゃは、主人公の倉田紗南と、クラスメイトの不良少年羽山秋人を中心とした学園漫画です。

「こどものおもちゃ」のあらすじ

まず、主人公が小学6年生という設定から、小学校高学年の女の子たちには、自分と近い年齢ということで共感がわくと思います。

紗南は明るく元気な小学生であると同時に、人気女優でもあります。

彼女はひょんなことから羽山が不良になった原因を突き止めます。

原因は家族の不仲でした。

そして紗南は、女優という職業を活かした方法で羽山の家族に、家族の在り方を伝え、見事、彼らの心を動かします。

知ったきっかけ

私は小学校高学年の頃、アニメでこの話を知りました。

その後、漫画を読んだのは成人してからですが、改めて感動し、考えさせられました。

紗南にも暗い過去がありますが、彼女はそれを微塵も感じさせない明るい性格です。

私は、そんな彼女に何度も元気をもらいました。

しかも、複雑な人間関係や淡い恋、家庭崩壊など、現代社会において身近に感じられる社会問題をたくさん取り上げています。

そこが妙に現実感があり、更に共感できるポイントだと思います。

また、自分の周りの人間関係についても、これでいいのかと考えさせられました。

小学校高学年の女の子に読んでほしい漫画

小学校高学年の女の子は、精神的にも背伸びしがちで、おしゃれに目覚めるのもこの頃です。

この漫画は小学生の視点から大人社会や人間関係などを見ています。

どの世代が読んでも楽しめますが、まずは主人公と同世代、小学校高学年の女の子に読んでほしい漫画です。

きっといい意味で彼女たちに影響を与える漫画になるはずです。