地獄のような泥沼離婚騒動の結果に得た今の幸せ

私は4年ほど前に、離婚の危機に直面しました。
しかも、気持ちの擦れ違いなどの易しい内容ではなく、DV疑惑、浮気疑惑など昼ドラ並みの泥沼な問題です。
離婚問題にまで発展したきっかけは、日常生活の小さな擦れ違いからでした。
結婚して子供が生まれ、しばらくすると喧嘩が絶えなくなりました。
独身気分の抜けきらない夫と、育児疲れした私の感覚の違いです。
もともと束縛や嫉妬心の強い夫でしたが、子供にばかりかまっている私に対して、浮気をしていると疑惑を持ち始めたようです。
現実とかけ離れた妄想にばかばかしくて付き合っていられませんでしたが、そのうちに喧嘩のたびに手が出るようになりました。
束縛も激しくなり、気づいた時にはDVが始まっていました。
1年ほど抵抗し続けましたが、我慢できなくなり実家に逃げ込みました。
その頃の夫は二重人格なのか、言うことがコロコロ変わります。
両家を交えて何度も話し合いをしましたが無駄でした。
個人の手に負えないと判断し、市町村の広報誌で見つけた無料弁護士相談に電話で申し込みをしました。
当日は時間が決められていて、1人30分くらいが目安のようでした。
時間が短いので大まかにしか説明できず、また弁護士も細かい情報まで把握できないためか、親権、養育費、慰謝料などの一般的な目安を説明されただけでした。
しかし、こういったトラブル自体そうそう経験するものではないので、目安すらもわからなかった私にとってはその情報でさえ有難かったです。
経験豊富そうな弁護士だったので、そのまま離婚の話し合いをお願いしたかったのですが、市町村の相談に来ているだけなのでその場で契約はできないのだそうです。
法テラスを紹介され、後日そちらに相談に行くことになりました。
法テラスで離婚調停と裁判のセット料金で30万円ほどを支払い、別の弁護士が担当してくれることになりました。
しかし、調停申請からミスが目立ち、あまり信用できなくなったので、3回目の調停の前に調停取り下げの申し立てをして契約を解除してしまいました。
払いすぎた分のお金は返金されたのでその点は良かったです。
その後はまた時間をかけて夫と話し合い、最終的にはお互いに反省してやり直すことになりました。
今では生活も安定して幸せな生活を送ることができています。
離婚調停はうまく進みませんでしたが、3年ほど別居したおかげでお互いの大切さに気付くことができ、結果としては一番良いところに収まりました。